そっ閉じの意味

若者ことば、というには若干古い言葉かもしれません。
「そっ閉じ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

「そっ閉じ」とは「そっと閉じる」という言葉の省略語(abbreviation)になります。

元々はインターネット上でのやり取りが盛んな掲示板などで、その場が自分には馴染まず、ブラウザを「そっと閉じる」という流れから生まれたといわれます。

すぐにその場から離れるときに、「そっ閉じ」と使う方もいるようです。

その場には来ている

自分にはそぐわないと一瞬で判断をして、人によってはできるだけストレスを受けないよう立ち去る。
バカバカしい、雰囲気が合わない、イライラしそう・・・。

多くの場合はネガティブな印象や想定をして「そっ閉じ」で場を離れていると考えられます。
しかし離れるためには、まずそこにいなくてはなりません。

WEBサイトであれば、まずサイトに到達はしていることになります。
広告であれば、まずはその広告を目にしていることになります。

せっかく出会えたにも関わず「そっ閉じ」をされてしまうのは悲しいことです。

動画形式の広告

幼いころの家族団らんといえば、テレビを囲んでの食事を思い浮かべます。
食事中にテレビを見るな!という厳格な教えもありますが、テレビに出てくる話題で家族が盛り上がることもあるでしょう。

テレビといえばコマーシャルは切っても切り離せないものです。

その昔「トイレはCM中に!」と言い放って活動自粛した芸能人もいました。
スポンサー企業の広告費用から自らのギャランティが発生していると考えれば、当然の話ではあります。

さて話が逸れましたが、実際のところCM中にトイレへ行く方も多いと思います。
つまり番組の主目的である広告が、実は視聴者からあまり相手にされていないということがいえるのです。

それでも多くの方に広告、宣伝をしたい。
広告や宣伝には、チラ見であっても訴求効果のあるようなクリエイターの工夫や技術の集約も多く見られます。

海外のCM(コマーシャル)

番組を楽しみにしている視聴者にとって、CMはある意味でのストレッサーになっているというお話をしました。

ネガティブな感情を抱く方に対してもなるべく訴求をする技術に関しては、長年の蓄積があることと推測します。

「視聴者が見ることを止められない。」
そのような広告ができたならば、きっと多くの人にとって喜ばしいことではないでしょうか。

タイ国のCMを以前に視聴したことがあります。
貧しい少年とスープ屋店主の物語でした。

その独特の雰囲気もあり、普段はCMをスキップしてしまう私も、かぶりつくように視聴してしまいました。

もちろん尺の問題や、扱うものの種類にもよるとは思います。
しかし件のCMからは学ぶべきものが非常に多いと感じました。

そのCMは、YouTubeにも上がっています。
YouTube内で「タイ 感動 cm 医者」で検索すると一番上に出てくるのがそのCMです。
一度見ていただければ、きっと何かしら感じるものがあるかと思います。

Fin.

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